34.取外工事 ~外機取外~
室外機の側(ガワ)にビスが止まっているので、インパクトで外す。
【室外機の側は外面を下にして、その中にビスを入れる。】
ファンが回ってることを確認する。室外機側のパテを外す。
六角レンチ(4mm)を2分のバルブの方に差し込み時計回りに、バルブが止まるまで閉める。その際サービスポートキャップは外さない。
※2分のみ閉める理由は、2分からガスが出て、3分を通ってガスが戻ってくるため。
2分バルブを締めてからガス回収されるまで3~4分かかります。
その間に、【配管・F線・ドレン・キャンパス・粘着】が巻かれているので、カッターで裂く。
※この際カッターを深く入れない。ドレンホース(排水ホース)を切らないように注意‼
万が一切ってしまうと、取付の際にドレンホースを交換する費用が掛かる。【請求される】
配管を全て裂き、ガス回収が完了したか確認するために、2分のナットをモンキーで緩める。
2分のナットをモンキーで緩めたら、手でナットを室外機から外す。
2分のナットを外し終えたら、3分のバルブも六角レンチ(4mm)で締める。
【2名作業時】3分のバルブを締め終えたら、必ず『ガス回収完了』と室内機側の作業員に伝える‼
3分のバルブを締め終えたら、3分のナットもモンキーで緩め、手でナットを室外機から外す。
2分と3分を室外機から離したらエアコンの主電源を切り、必ずコンセントを抜く。(漏電防止)
コンセントを抜いたら、室外機の刺さっているF線を引き抜く。
※必ずコンセントが抜けていることを確認してから、作業を実行すること。
F線を抜く際は、白いバーをマイナスドライバーで押しながら、F線を引き抜く。
押しながら作業をしないとロックが掛かっていて、F線が引き抜けない。
配管もF線も全て室外機から外したら、2分3分のバルブの蓋を閉める。
室外機の配管結合部分をしっかりキャンパステープの上から粘着テープでまとめる。
※ガスが循環する配管の中にゴミやほこりが入らないようにするため。
室外機の配管結合部分の養生が済んだら、側(ガワ)をビス止めする。
※側(ガワ)を固定しているビスが非常に小さいため、失くさないように注意。
室外機の取外しが完了したら、キャンパスなどを裂いた際に出たゴミを回収する。
ゴミ回収が終わったら、室外機側の配管をキャンパスと粘着で、養生する。
※フレアの口を必ず、養生する。